背中に色素沈着ができる原因は？改善方法は？ハイドロキノンで治る？
色素沈着が背中にあって、大胆なファッションが楽しめないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
背中部分が広く開いた綺麗なドレスを着るときに色素沈着があっては、せっかくのドレスも台無しになってしまいますよね。
ここでは、背中に色素沈着ができる原因、改善方法、ハイドロキノンの効果について解説していきます。
背中に色素沈着ができる原因とは？
色素沈着が背中に出来てしまう原因は、いろいろ考えられます。
紫外線を背中にたっぷりと浴びてしまい、色素沈着を起こしている場合もあります。
紫外線は肌内にあるメラニン色素を活発にしてしまうので、日光は背中の色素沈着の原因になってしまいます。
ですから、背中の色素沈着を予防するなら、紫外線をカットする生活を送ることが重要になると思います。
そして背中の色素沈着には、背中ニキビが原因になっている場合もあります。
背中にニキビ跡が残ってしまい、そこが色素沈着を起こしている場合もあるでしょう。
以前、テレビ番組で身体の洗い方について取り上げていましたが、背中ニキビが出来てしまう方は、お風呂から上がるとき、最後に髪につけたトリートメントを流す場合が多いそうです。
そのトリートメントの流し粕が背中に付着してしまい、色素沈着の原因となるニキビを作ってしまうようです。
背中の色素沈着を改善するには？
色素沈着を改善するには、肌に刺激を与えないようにすることが重要になります。
背中の肌に衣服が擦れても刺激となり、色素沈着を引き起こしてしまうからです。
ですから、肌に刺激を与えないような素材の衣服を身につけることも、色素沈着の改善に繋がります。
以前、ナイロンタオルで肌を擦ると色素沈着を引き起こすと話題になったことがありました。
ナイロンタオルで肌を強くゴシゴシと擦ると、そこで摩擦がおき、肌に刺激となって色素沈着を引き起こしてしまうことがあります。
なので、身体を強く擦らないことも、色素沈着を改善する方法になると思います。
色素沈着を改善するには、紫外線から肌を守ることも重要でしょう。
肌の中にあるメラニン色素が紫外線によって大量発生してしまうと、色素沈着を引き起こす可能性が大きくなってしまいます。
ですから、UVカットの化粧品類を効果的に使うと、色素沈着を改善することができるようです。
また、肌のターンオーバーを促すことも、色素沈着の改善に繋がります。
肌の古い角質が色素沈着の原因になっていることがあるので、この古い角質をきれいに取り除けば、シミやソバカスを改善することができるようです。
色素沈着を改善するために、美白化粧品やサプリメントを用いるのも良い方法だと思います。
ビタミンCやプラセンタエキス、アルブチンといった成分は色素沈着を改善する効果が期待できるようです。
また、ビタミンEやポリフェノールは抗酸化作用も期待できるので、色素沈着を改善する成分として注目を集めているようです。
背中の色素沈着はハイドロキノンで治る？
肌のメラニン色素が原因となっている色素沈着の薬として注目を浴びているものにハイドロキノンがあります。
ハイドロキノンは肌の漂白剤とも言われていて、色素沈着に効果があると言われています。
ハイドロキノンは、皮膚科で処方してもらうことができます。
ハイドロキノンはメラニン色素を作り出す酵素の働きを鈍らせることで色素沈着を和らげる効果があるそうです。
ビタミンC誘導体も色素沈着に効果があるとされている有名な成分でしょう。
しかし、ビタミンC誘導体は色素沈着を防ぐ働きが期待できる成分で、出来てしまったシミやそばかすなどを解消するには、それほど有効ではないとのことです。
これに比べてハイドロキノンは、出来てしまった色素沈着解消の効果に期待できるようです。
ですから、美白を維持するならビタミンC誘導体、出来てしまった色素沈着はハイドロキノンというように、使い分ける必要がありそうですね。
ただ、ハイドロキノンは使用量を間違ってしまうと、使った部分だけ肌が白くなってしまう場合があるようです。
ハイドロキノンを配合した化粧品などが現在出回っているようですが、使い方には注意が必要かもしれません。
いずれにしてもハイドロキノンの効果については個人差があり、色素沈着の治り具合は人それぞれのようです。
まとめ
市販の薬で背中の色素沈着を解消したいなら、ビタミン剤に注目するのも一つの方法だと思います。
ビタミン剤には色素沈着を解消する効果が期待できるほか、肌のターンオーバーを促してくれる効果も期待できます。
肌のターンオーバーがビタミン剤で促すことができれば、背中の色素沈着を解消しながらシワやたるみ、毛穴の目立ちといった肌トラブルにも効果が期待できるかもしれません。
また、背中のケアを自分で行うのは難しいと感じる方は、エステやクリニックで色素沈着を解消してもらうことも考えてみてはいかがでしょうか。
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