カリグラフィーの書き方は?見本は?独学で練習できる本は?
カリグラフィーなんて簡単簡単と思っていても、実際にやってみると、その書き方は案外難しいもの。
流石は西洋の書道と呼ばれるだけあって、奥深いですし、基本的な書き方だってバカには出来ません。
ここでは、カリグラフィーの書き方、見本、独学で練習できる本について紹介します。
カリグラフィーの書き方は?
大体私たち日本人がカリグラフィーのようにきちんと正確にアルファベットの大きさを揃えるような英語の書き方をするかというと、まずしないでしょう。
特に楽チンでごまかしやすい筆記体で、シャラシャラ~っと書いちゃってる人も多くありませんか。
でも、それではカリグラフィーはいけない訳で、取り敢えずABCの書き方からスタートしなければならないんですね。
因みに、初心者に最もお勧めなのは、三角形の書き方を重視したイタリック体。
あっ、でも、本気でカリグラフィーをマスターしたければ、アルファベットの書き方より先にペンの持ち方からですね。
カリグラフィーは先が平たくなった専用のペンを使って文字を書きますので、そのペンを持つ角度が文字の書き方と同じ位重要になるんです。
鉛筆でもそうですが、やはりこのペンが正しく持てなければ、中々綺麗なアルファベットは書けません。
逆に言えば、ペンを持つ角度さえ確立出来れば、カリグラフィーの基本的な書き方をほぼマスターしたと考えてもいい位でしょう。
これはちょっと言い過ぎですが、まあその位、ペンの持ち方を重要視していただきたいという事を分かっていただきたいのです。
で、まあそれからカリグラフィー独特の文字の書き方という事になって行く訳ですが、これは書体によってそれぞれいろいろなコツがあります。
カリグラフィーの見本は?
お手本となる文字の見本を見ながら真似る事で、その書き方をマスターされて行かれる方も大勢いらっしゃいますし、最近は動画によるレクチャーも多く見かけます。
勿論、カリグラフィーの書き方教室のようなカルチャースクールも多数開講されていますね。
おすすめなのは、カリグラフィー講座で、初心者は道具の使い方をマスターしながら、様々な基本書体をペンで学んでいきます。
基本書体が書けるようにカリグラフィーの練習を進め、その後、様々な魅力的な書体へと進んでいきます。
講座なら、カリグラフィーによる季節のカード作りや製本、絵具を使ったバックグラウンド作りなどが簡潔に学べ、作品作りに役立ちます。
金箔を貼るテクニックなど、カリグラフィーの文字を活かす様々な技法も学べるので、良い作品が作れるようになるでしょう。
カリグラフィーを独学で練習できる本は?
カリグラフィーの講座では、文字の練習だけでなく、作品製作を交えながらレッスンを進めていきます。
知的で優雅なカリグラフィーを学ぶなら、講座がおすすめで、アルファベットを独特の美しい書体で書く技能がしっかり学べます。
手書きならではの温もりと洗練された美しさがあるのがカリグラフィーの魅力で、色々な作品が作れます。
実用性が高いのもカリグラフィーの人気のヒミツで、講座なら初めての人でもやさしく楽しめます。
カリグラフィー講座では、一般的で練習しやすいイタリック体から始めていき、その後、ゴシック体へと進みます。
薄く印刷された手本をなぞる練習からカリグラフィーを始めていき、ペンの運び方や文字の形を確認します。
ひとつの書体を修了したら、すぐに実践すべき、作品作りに臨みます。
学習しながら実際に素敵な作品作りが楽しめるのが、カリグラフィーの良いところで、それが講座の魅力でもあります。
でも、地理的に教室に通えない人もいると思います。
そういう人にはこの通信講座がおすすめです。
⇒日本ヴォーグ社の通信講座 カリグラフィー おうちでレッスン!
また、独学で練習したい方には、カリグラフィーの第一人者、小田原真喜子さんが書いたこちらの本がおすすめです。
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まとめ
カリグラフィーの書き方のコツは、取り敢えず丁寧に一字一字心を込めて書く事ではないかと私は思います。
この辺りは、それこそ日本の書の心と同じで、とても大切なのではないでしょうか。
ただ、書道と違ってカリグラフィーは、いろいろなデザインを施した書き方が出来るので、若い女性にはとても楽しんでいただけるんじゃないかと思いますね。
実際、手書きで手紙などをしたためる事がめっきり少なくなった昨今、こうした楽しい文字の書き方にはまってみるのって素敵なものですよ。
皆さんも、関連のブログやサイトの見本を参考に、簡単なカリグラフィーの書き方を覚えて、年賀状などに反映されてみてはいかがでしょうか。
個人的には家族の写真よりカリグラフィーの年賀状の方がセンスあると思いますね。
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